インスタの収益化は何人からできる？仕組みはどうなる？【2024最新】

2024年12月17日

今回の記事では「インスタ収益化は何人からできるのか？」について紹介します。

インスタグラムは「フォロワーを増やせばお金になる」という考えのもとで始める人が多いですが、
実際にどれくらいのフォロワー数がいれば収益化できるのかは、気になるところですよね。

しかし、収益化の方法によって、必要なフォロワー数は大きく変わってきます。
そのため、この記事では フォロワー数ごとの収益化の基準 を明確に解説していきたいと思います。

インスタの収益化は何人からできる？（収益化機能）

まずは、インスタ本来の収益化機能を使った場合、フォロワー何人から収益化できるのかを明確にしていきます。

具体的には、バッジ、サブスクリプション、ボーナスプログラム などを利用した収益化方法です。
これらの機能を活用すれば、どれくらいのフォロワー数が必要なのかがわかります。

興味がある方は、以下の内容を参考にしてください。

バッジ（投げ銭）

インスタグラムの収益化機能には、ライブ配信中に視聴者から投げ銭として受け取れる「バッジ」があります。

このバッジ機能を利用するためには、いくつかの条件が設けられています。
まず、インスタグラムからの招待を受けていることが前提条件です。その上で、

18歳以上であること
フォロワーが5,000人以上いること

これらが必須条件として挙げられます。

視聴者は、120円、250円、650円のバッジを購入し、ライブ配信中に投げ銭として発信者へバッジを送ることができます。

ただし、日本ではこの機能があまり浸透しておらず、利用者も少ないため、収益化の手段としてはハードルが高いと考えられるでしょう。

サブスクリプション

インスタグラムの収益化機能には「サブスクリプション」があります。

この機能では、月額料金を支払って登録してくれたファンに対して、クリエイターが限定コンテンツや特典を提供できる仕組みです。

登録したユーザーは、発信者が限定的に配信するコンテンツを見ることができ、特別感や優越感を得られるという魅力があります。

サブスクリプションの収益化条件としては、以下が挙げられます：

18歳以上であること
フォロワー数が1万人以上であること
パートナー収益化ポリシーやコンテンツ収益化ポリシーに準拠していること

このように、サブスクリプションはフォロワー数が一定以上いる発信者向けの収益化機能と言えるでしょう。

ボーナスプログラム

インスタグラムの収益化方法の三つ目は「ボーナスプログラム」です。

このプログラムは、投稿の再生数に応じてメタ社から収益が支払われる仕組みです。リールの再生数などに応じて収益を得ることができるため、再生数が多いほど収益が大きくなるのが特徴です。

ただし、ボーナスプログラムは期間限定の招待制プログラムとなっており、イベントが開催された際にのみ収益が発生します。

収益化の条件としては、以下が挙げられます：

インスタグラムのプロアカウントを持っていること
ポリシー違反をしていないこと
ボーナスプログラムを利用できる国に居住していること

これらの条件を満たしたアカウントに対してのみ、メタ社から直接招待が届き、収益化が可能になります。

具体的なフォロワー数の目安は設定されていませんが、ある程度リールなどの再生数が回っているアカウントに招待が来ると考えてよいでしょう。

インスタの収益化は何人からできる？（その他）

次に、インスタグラムの収益化機能以外を活用した収益化方法について紹介していきます。

インスタグラムには公式の収益化機能がいくつか存在しますが、それ以外のマネタイズ方法を使って収益化することも可能です。ここでは、具体的にどのような方法があり、どれくらいのフォロワー数から収益化ができるのかについて解説していきます。

インスタの公式機能に頼らずとも、工夫次第で収益化は十分に可能ですので、ぜひ参考にしてみてください。

企業PR案件（10000人～）

まず1つ目は「企業PR案件」です。

インフルエンサーが企業の商品やサービスをフォロワーに紹介し、購入や成約に至った件数に応じて報酬が支払われる仕組みです。フォロワー数が多ければ多いほど、収益が見込める方法といえます。

基本的な収益の相場としては、フォロワー1人あたり0.8円～1.5円とされています。これらの案件は主にDM（ダイレクトメッセージ）で交渉が行われるため、その場で報酬条件について相談することも可能です。

この収益化方法は、企業側が数万人規模のフォロワーを持つインフルエンサーに直接アプローチするケースが多いため、最低でも1万人ほどのフォロワー数が必要だと考えられるでしょう。

ただし、企業PR案件には注意点もあります。中には信頼性の低い怪しい案件や詐欺まがいの案件が存在し、フォロワー数が少ない場合には、そのような案件が回ってくることもあります。安易に手を出さず、案件の内容や企業の信頼性をしっかり確認するようにしましょう。

アフィリエイト（5000~10000人）

次に「アフィリエイト」です。

アフィリエイトは、インスタグラムを通じて商品やサービスを紹介し、ユーザーが購入することで報酬を得る仕組みです。

アフィリエイトで収益化を目指す場合、多くの人に商品を見てもらい、クリックされることが必要となります。そのため、フォロワー数は5,000人～1万人ほど必要ではないかと考えられます。

アフィリエイトの手順としては、まずASP（アフィリエイトサービスプロバイダ）と呼ばれるサービスを通じて紹介したい商品を選択し、それをフォロワーに紹介する形となります。

収益の相場は、商品価格の1%～5%程度です。例えば、1万円の商品が売れた場合、100円～500円ほどの収益が得られる仕組みです。

商品の価格帯には、低単価のものから高単価のものまで存在しますが、特に高単価の商品を売るためには、フォロワーとの信頼関係が重要になります。そのため、アフィリエイトで収益化するには、単にフォロワー数が5,000人いれば良いわけではなく、投稿に対して反応してくれるフォロワーがいることや、高いエンゲージメント力を持つアカウントであることが求められます。

コンテンツ販売（100人）

コンテンツ販売は、自分の商品やサービスをインスタグラム上で直接販売する方法です。

ここで言う「商品やサービス」には、大きく有形商材と無形商材の2種類があります。

有形商材：イラストやハンドメイド作品など、形のある商品
無形商材：スキルに対するレッスン、コーチング、インスタ運用代行など、形のないサービス

収益化において大きな利益を生み出しているのは無形商材が多いのではないでしょうか。

コンテンツ販売の特徴として、フォロワー数が少なくても始めやすい点が挙げられます。例えば、フォロワー100人程度からでも収益化をスタートすることが可能です。そのため、誰にでも取り組みやすい方法といえるでしょう。

しかし一方で、商品やサービスを販売するためには、その商品を欲しいと思ってもらえるフォロワーを集める必要があります。そのためには、ターゲットに合った投稿や、欲しいと思わせるような発信が欠かせません。

また、フォロワーを伸ばすことにはある程度時間と努力が必要です。自分の商品やサービスに興味を持つフォロワーを集めるための戦略や継続的な発信が、収益化を成功させる鍵となるでしょう。

インスタの収益化の前にマネタイズの仕組みって理解してる？

インスタグラムで収益化する前に、まずはマネタイズの仕組みを理解しておく必要があります。

そもそも「マネタイズってどうやってやるのか？」が分かっていない方も多いかもしれません。しかし、実際にはフォロワー数に関係なく収益化は可能です。

インスタでは、フォロワーが何人いるかに関係なく、自分がどのような方法でマネタイズするかによって収益化の道が大きく変わります。例えば、自分のサービスや商品を誰かに提供し、その対価として報酬を得る方法であれば、フォロワー数に依存することなく収益化することができます。

一方で、リールの再生回数や企業PR案件といった、インスタ側の収益化機能を利用する場合は注意が必要です。これらの方法では、インスタグラム側が提示する条件（例えばフォロワー数や再生数）をクリアしなければならず、どうしても一定のフォロワー数が必要となります。そのため、収益化までのハードルが高くなりがちです。

しかし、コンテンツ販売やアフィリエイトといった方法を活用すれば、フォロワー数に関係なく誰でも収益化が可能です。これらの方法を理解し実践することで、少ないフォロワー数からでも収益化への道が開けます。

そのため、まずは**「どのようにマネタイズするのか」**という仕組みをしっかり理解するところから始めましょう。

少ないフォロワー数でインスタ収益化する5ステップ

ここでは、少ないフォロワーでもインスタを収益化する方法を5つのステップで紹介します。

これからインスタグラムで収益化を目指す方は、ぜひ参考にしてみてください。

シンプルな商品・サービスを作る

まず最初に、シンプルな商品やサービスを作ることです。
自分がフォロワーさんに対してどのような商品やサービスを提供できるのかを考えてみましょう。

方法としては、どのようなものでも大丈夫です。
例えば、手作りのハンドメイド作品を販売したり、インスタの伸ばし方についてコンサルティングを行ったり、ステップメールを構築する方法で講座を開催したり、転職やキャリアについて相談できる窓口を用意するなど、あなた自身の経歴や特技によって商品の形は変わってきます。

とはいえ、「商品やサービスを作るのは難しい」と思う方もいるかもしれません。しかし、形式ばったものを作る必要はありません。購入してくれたフォロワーさんが喜んでくれる形であれば、どのようなものでも問題ありません。

一番簡単なのは、コンサルティングを行い、フォロワーさんが達成したい目的に向けて何をすべきかを指示してあげることです。これは、まるで「ピアノの先生」のようなイメージです。

このようなサービスを作ることで、少ないフォロワー数でも収益化（マネタイズ）をすることが十分に可能です。

フォロワー外に届くコンテンツを投稿（リール）

次に、フォロワー外に届くコンテンツを投稿することです。
自分の商品をより多くの人に知ってもらい、購入してほしいと考えるのであれば、自分のフォロワー以外にも届くようなコンテンツを投稿する必要があります。

現在のインスタグラムでは、リール投稿が最もフォロワー外にリーチしやすい投稿方法と言われています。

リール投稿を活用することで、新しいフォロワーを獲得し、自分の商品に興味を持ってもらうことができます。
このサイクルを繰り返すことで、あなたの商品に関心を持つ新しいユーザーを効果的に呼び込むことが可能になります。

フォロワーしてくれた方を教育する

次に、フォローしてくれた方を“教育”することが必要です。

なぜなら、リールや投稿を通じてフォローしてくれたユーザーは、あなたの発信に興味があるだけで、まだあなたの商品を購入する段階には至っていないからです。

そのため、フォロワーに対して次のような内容を伝え、理解してもらう必要があります。

なぜその商品が必要なのか。
その商品を購入することで、どのような未来が待っているのか。
逆に購入しなかった場合、どのような不幸な未来が待っているのか。

例えば、転職やキャリア相談に関する商品を販売している場合、次のようなアプローチが考えられます。

成功事例の紹介：キャリア相談や転職支援を受けて人生が大きく変わった人の口コミや体験談を伝える。
失敗事例の紹介：相談しなかったことで、転職がうまくいかず今も悩み続けている人の状況を伝える。

このような教育をストーリーズやフィード投稿を通じて行うことで、フォロワーは「あなたの商品が必要である」と認識するようになります。

フォロワーの理解と共感を得るためには、適切な教育が欠かせません。

購入手続きができるようにする

次に、購入手続きができるようにすることが大事です。

なぜなら、あなたの商品に興味を持ち、「この商品が必要だ」と認識してもらえたとしても、購入できる状態が整っていなければ、収益化は実現しないからです。

そのため、商品の存在を知ってもらった後は、スムーズに購入できる仕組みを用意しておく必要があります。

具体的な方法としては、以下のようなものがあります。

DM（ダイレクトメッセージ）を活用する方法：興味を持ったフォロワーとDMでやり取りをし、そのまま契約や購入へと誘導する。
LINEへ誘導してからのやり取り：LINEを通じてさらに詳細を伝え、Zoomなどで直接面談を行い、振り込み先や請求書を案内して契約を進める。
個別面談でクロージング：高単価の商品（コンサルティングや講座など）の場合、Zoomなどでフォロワーと直接対話し、納得してもらった上で契約・購入を進める。

このように、特に高単価商品を販売する場合は、フォロワーと直接やり取りを行い、信頼関係を築いた上で手続きを進めることが重要です。

また、フォロワーにとって手軽で信頼できる購入体験を提供することが大切です。
購入手続きにストレスがなく、安心して手続きを進められる環境を整えることで、インスタグラムでの収益化がスムーズに進むでしょう。